オンライン研修の運営について

はじめに

コロナ禍を経て、北播磨圏域リハビリテーション支援センターではオンライン研修(会議)、ハイブリッド研修(会議)を主催・運営する機会がありました。

現在ではCOVID-19も第5類に分類され、以前よりも研修の対面開催を行いやすくなりましたが、それでも当センターではなるべく対面だけではなく、少なくともハイブリッドで研修を行いたいと考えています。ハイブリッド研修のメリットとしては
・突然の体調不良や感染症流行でも参加できる
・対面で参加するほど熱意のない参加者もオンラインなら気軽に参加できる

デメリットとしては、
・意見交換が活発になりにくい
・運営が大変(特にハイブリッドの場合)

などが挙げられます。

なので、導入研修や講演には向いていますが、グループワークや体験型の研修だと運営が大変な割に参加者の満足度は高くないと思うので、対面開催だけにした方が良いです。使い分けが大切になってくると思います。

当センターでも取り組んだオンライン研修ですが、最初は手探りで、ご迷惑をおかけすることも多かったですが、最近になってようやく安定してハイブリッド研修を運営することができるようになってきましたので、そのノウハウを少しでもお伝えできればと思います。

当センターのオンライン研修・ハイブリッド研修に対する方針

当センターがハイブリッド研修を開催するにあたっての一番の問題は予算でした。
コロナ禍以前は、対面での研修を主に開催していましたので、その時に使用していた機器類はなるべく流用したい、新規に購入する高額物品はなるべく減らしたいというのが基本方針としてありました(年に数回の使用なので)

当センターでは紹介する機器を使用して3年ほどオンライン研修・ハイブリッド研修を運営しており、今のところ故障などはないものの、安物買いの銭失いになる可能性も否定できませんので、そこは自己判断でお願いします。